不思議な話
ものすごい怖い夢を見た。
どんな夢かというと・・・
若い頃の職場の同僚のおばちゃん夫婦と空き家にいるのだ。
時間は、おそらく日の出前で辺りは薄明けの、ぼんやりした青色が印象的だった。
おばちゃんが窓の外を見ていたんです。
ボクにも窓の外を見るように言うんです。
「あそこに竹林が見えるでしょう。前にうちの娘が青い服着た女の人の幽霊を見たって・・」
ボクは窓の外へ視界を移すと、薄暗い竹林の中に女の人がいるのに気がついた。
髪は長く青い服を着ていた。
よく憶えていないが、確かその女がボクに物凄いスピードで迫ってきたのだ・・・
ボクは
「うあああああああああああああぁああああぁぁああ」
と叫び声を挙げて、自分の声で目を覚ました。
あー夢か・・・
と思ってるとすぐに、ボクの部屋の斜め上の階の住人の女の人が
「あぁああああーぁあああああーあぁあああぁ」
と叫び声を上げ始めたのです。
うなされてたのかな。