hoshidamayaのブログ

僕の看護学生時代、信州での失恋体験談です。

昔、黙想会で

13、4年前くらい前だと思う。
カトリックのある修道会の日帰り青年黙想会に出たときのこと。


その中に男性の元看護師という人がいた。


入職後、まもなく先輩たちのパワハラで退職して、それから看護師をしていないと言っていた。
彼は鬱になって、今は無職だと言っていた。


まあ、医療、福祉関係の職場はパワハラじみた事は多い。


よくわかる。大変だよね。


特にこの手の業種のパワハラって、・・・確かに仕事がよくできないのにも


問題あるにはあるが・・・



見ていると・・・・




なんかやり過ぎ・・・




お前ら根性悪すぎ・・・みたいな・・・



昔、介護士仲間に、嘘は本当かわからない話。



悪魔払いの話で、地獄に堕ちた看護婦の霊に取り憑かれて
エクソシズムを頼んだという話をした時の、仲間のひと言に驚いた事があるんです。


それは・・・


「えっ看護婦さんでも地獄へ落ちるんですか?良いことしてるのに?」



という一言でした。


僕は最初、彼女の言っている事が理解できませんでした。











この手の仕事をしてると、なんか心のどこかで


「自分は良いことしてる、偉い」なんて・・・・




勘違いしてしまう誘惑があるのか・・・?



こういう業界でハラスメントを仕掛けてくる人って、


なんか自分は清くて仕事良く出来て・・・


だから仕事できない悪い奴を


成敗してるんだみたいな心理があるのかな?



それとも自分はえらい仕事してるから
これくらいの意地悪をしても問題ないとか・・・?





なんの話だったっけ・・・・・




看護師を辞めた人の話にお戻るけど、


意外と多いよね。


准看の学生当時、日赤の掃除のバイトしていた時も
元介護士の人がいたし。


「自分は介護士に向いてないから転職した。
今はすごく気持ちが楽だ、後悔してない」と言っていた。


父の職場にも元看護師がいた。
父は「良い資格あるのにもったいない」
と、よく言っていた。


これは世間一般の率直な疑問だろうと思う。


でもこういう周囲からの視線は有資格者の転職を難しくしているのだろう。


そして医療、福祉業界の経験者は多かれ少なかれ、承認欲求というものが他の職種の人と比べて、強くなっているのではないだろうか。


あと、支配欲求とかね。
援助、指導と支配って患者さんや利用者さんがこうなってくれれば良いなあ・・
なんて、対象者に期待するところ・・・似てるような・・・


紙一重のような所あるような・・・


考えすぎかな???


まあ、それは置いといて・・・


特に若い頃から、注意、叱責される事が多かったり目立つ存在でなかったり・・・
褒められた経験のない人・・・・


言い方悪いが、ダメ人間と、自己認定してる人・・・・
そんな人が患者や利用者に「有難う」とか、言われれば承認欲求を刺激されるだろう。



周囲やハロワの職員に何か言われて結局、また看護へ戻るとか・・・・
結構、聞きますね。
自分に自信がなくて承認欲求も満たされていない人は
そうなりやすいだろうと思う。


別に戻っても・・・それ自体は良いけどね。
ただ、自分で天職じゃないと判断したのなら、生活困ってないなら・・・
少し考えて良いのかもね・・・
戻るのは・・・


看護師辞めても、自分の適職で頑張っている人は大勢いるし・・・


いくら資格あったって向いてないと思っている仕事しててもキツイだけだし、
他にやりたい事あれば、ぜひそっちをやった方が良いと思うし。
そこで頑張れば良いんだもんね。



現場で失敗や周囲とうまく行かない理由で辞めて・・・



それでも・・・


いつか、またやりたいと思う時が来たら、また戻っても良いと思うしね・・・・



黙想会で一緒になった彼とは、10年以上それっきり・・・・・





どうしてるかな・・・・今頃・・・・

×

非ログインユーザーとして返信する