hoshidamayaのブログ

僕の看護学生時代、信州での失恋体験談です。

あり得ること

そういえば、昔、特養で介護の仕事してた時、


同僚の男が、ばーちゃんに好意を持たれてたことあったな・・・



そのばーちゃん、ボクに打ち明けてくれた事があるんです。


「夜、ピーピーうんこを漏らした時、丁寧にとってくれたんだ・・・


そんで、好きになった。年甲斐も無い、分かってるけど、どうにもならんすけ・・」


そんで、泣いてた。



男性職員の方は、最初は怖かったそうです。


気がつくと、歩行器を持って真後ろにピッタリくっついてたとか・・・・



職員で会議して対応を考えたり・・・




「結婚したら、嫁さんを紹介してくれ。オラにも祝わせてくれ」と・・・



90歳のちっちゃくて可愛いバーちゃんですけどね。


言うことはシッカリしてるんです。


元気な頃は風呂で、スズメの歌を歌ってましたね。


風呂が好きだったんです。
歩行器を自走して、テクテク歩いてました・・・




家族には、「年甲斐もない、恥ずかしい」と怒られてました。


言い過ぎですね。
好きになるのはどうしようも無いですしね。



悪いことでは無いです。


男性介護士はちょっと困ったかもしれませんけど・・・・・


結婚式には絶対呼ぶと約束したそうでした。




おばあちゃん、徐々に


認知になって・・・


徐々に弱ってきて車椅子になって


寝たきりになって






ばーちゃんは、介護士の結婚が決まる前に亡くなりました。


それから3年後位にボクは退職したんで詳しいことは知りませんが




風の噂では


例の介護士はその1年後位に


同じ施設の調理師さんと結婚したそうです。




ばーちゃんは天国で見守ってくれてるかもしれませんね。

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