hoshidamayaのブログ

僕の看護学生時代、信州での失恋体験談です。

階段から落ちそうになった話

昔、
若い頃の話です。


当時、新宿駅の構内から
階段で中央線の東京方面の乗り場へ


出ようとしていた時の事でした。


階段を登っていると


すごい体格の良い


マッチョなサラリーマンが
階段を降りてきて僕の方に思いっきり


早足でぶつかって来たのです。
小声でしたが、鋭い声で


「どけ」


あの時、ホームの階段は人は余りなく


わざわざぶつかってくる必要なんてない筈なんですが・・・



そのまま男は早足で行ってしまいました。



僕はバランスを崩して


そのまま落ちそうになったんです。


「あ・・・・・落ちる・・・」


明らかに階段から足が離れようとしてました。



その瞬間、


目の前が真っ白になりました。



そして
うまく説明できないのですが、


フワッと何かが背中を押すような感じがして・・・・



僕の体が引き戻されたのです。



何が何だか訳がわからず


キョロキョロしてしまいました。


右斜め後ろに、僕くらいの若い男性が


何か、驚いたように固まりながら


僕を見ていたのをよく憶えています。




僕は、そのまま登って、
電車に乗りました。



四谷で降りて



イグナチオ教会の正午のミサに預かりました。



何か、不思議な体験でした。


あの頃は職場の人間関係が


うまくいってなくて、


ちょっと孤独感に押しつぶされてました。


そんな時にあった出来事でした。

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